お知らせ

2022.08.10

企業における歯科特殊健康診断
 7月に岡山市内の企業で歯牙酸蝕症の歯科特殊健康診断を実施しました。歯牙酸蝕症とは、酸により歯が溶解して、冷たいものがしみる知覚過敏になったり、虫歯の進行を早めたりするなど、様々なトラブルを引き起こす状態を言います。
歯科特殊健康診断は、労働者の健康に影響を及ぼす有害な物質(塩酸、硝酸、硫酸等)を取り扱っている事業所で働く人に対して、6ヶ月以内に1回、歯科医師による実施が労働安全衛生法で義務付けられています。
この健診により症状が認められた場合には、それが業務に起因するものか否かを鑑別し、継続的に管理していきます。また、その結果を作業環境や作業方法の改善につなげます。
岡山市内には、この健診の実施が義務付けられている同様の工場や作業場がありますので、もし健診の必要がありましたら岡山市歯科医師会へご相談ください。